大掃除はしません。観葉植物が枯れてしまうお悩みについて🌿

観葉植物が枯れてしまうお悩みについて🌿

今日あたり大掃除に取り掛かる人も多いのですかね…わたしは年中掃除しているので大掃除という概念を捨てています🚮寒い時期にやる気出ないしなぁ、なんて。

お家とインテリアを見直す中、相談でダントツに多いのか【植物を枯らしてしまう】でした。

結論から言うと、枯れます。

種類にもよりますが、そもそも植物は家の中で生きる前提ではありません。家の環境を伝えてお花屋さんに選んでもらえばかなり生存率を上げられますが、慣れていなければ枯れます🍂

水やりと日光を気にされる方は多いのですが、実は「空気の流れ」「風」がどれだけ流れる場所かどうかが重要です。

栄養と水分が取れても、害虫に打ち勝つことのできる健康な状態を保つには心地よい風が必要ということです。

ちなみに、古長谷調べによる植物を枯らしてしまう要因はほぼこの中にあります。

☑️水のあげすぎと少なすぎ(量)

☑️水あげタイミングミス(間が空きすぎか根が常に濡れてる)

☑️日光が当たりすぎか当たらなすぎ

☑️日光が当たる時間が足りない

☑️空気が悪くて澱んでいる

☑️エアコンなしだと湿気が多すぎて、エアコン付けると超絶乾燥する空気の性質の変化

☑️買った時か窓からか連れ込んだ虫が増えてしまった

☑️土の栄養がなくなった

☑️鉢のサイズが合っていない、根詰まりしている

割と明快。水、光、土、外敵。

そして、外敵=害虫と土壌菌については以下がTOP 3かなと思います🐞わからなかったらこのキーワードでググってください💮

1️⃣ハダニ

2️⃣カイガラムシ

3️⃣白絹病

なぜこの3つかというと、常に100鉢くらい幅広く育てているけどこれ以外で枯れたことがないからです🥼自社計測のみで、すいません。

1️⃣と2️⃣は虫、3️⃣が菌ですね。

1️⃣と2️⃣は元気がないなと思った植物を覗くと小さな虫がいるのでこまめに拭き取ればOK。葉裏によくいます。いつもは水でやってますが、アルカリ性の水と酸性の水で効果を実験しています🧪

とにかく葉に虫が着いた時に、室内だと雨風無いため害虫パラダイスとなり、増えまくって植物が死ぬってことDeath💀

3️⃣の白絹病は土についてきた病原菌が梅雨から秋ごろに大量発生して土が腐って根が腐って植物が死にます。ググると不治の病のように書いてありますが、わたしは何度か生き返らせています。

鉢から引き抜いて、土を落として根を日光に当てます。葉っぱが萎れて限界になるタイミングまで乾燥させて日光の力を信じて様子を見ます。

抗菌できる系の農薬を使うと効果的ですが、農薬を室内に入れたくない場合は使わないで乾燥させまくって再度新しい土に植え替えて様子を見ます。この時新しい環境に耐えられるエネルギーがある子だけ復活します🌿

※ちなみに白絹病は土の下の方だと呼吸出来ないようで繁殖しなくなります。

このように植物を育てることは外敵対策や日々の手入れで、非常に時間と手間がかかります。

1️⃣と2️⃣は、葉っぱの全てを拭く必要があります。葉水もいいですが、植物に霧吹きをすると今度は室内が過度な湿度になりそれはそれで問題になります…拭く、一択です。家のことを考えるならば。

そして、3️⃣の白絹病もですが復活できるくらいまでに対応しないと手遅れなので観察力と時間が必要です。見つけた時は1週間くらいあれこれしなければいけないし、まず東京で土捨てるの大変ですから…土は回収してくれません…

世田谷区は庭が素敵な家が多いとよく聞きます。そして、泥棒は庭が素敵な家を狙うそうです。お金がある証拠だからと💴

植物自体にお金がかからないようにはできますが、とにかく手間が要ります。外注すると人件費がめちゃくちゃかがります。つまり、やはり、植物の中でも鉢物はお金か時間に余裕がある人がやるものだと思います。

ここまできて何を伝えたいのかというと、切り花が最も楽なのでおすすめです🙌

 

あまりにも長い文章をInstagramで載せていたので転載しました。

心穏やかな年末をお過ごしくださいませ。