デザインセンス・ITスキルがないと悩む人ためのプレゼンスライドのコツ

沖縄へのフライトで思いの外仕事がはかどりましたので、ブログも書けました◎

今夜はオリオン座流星群が美しいピークのようですね。

先日、パーソナルコンサルティングをいたしました。
個人の方に関しては、完全紹介制なのですが年内は受付を中止しております。

ブランディング、事業計画、プロモーションなど様々なご要望があるのですがなかなか全ての方にお応えするのが難しくなってきてしまいました。
個人の場合は、その人の生き様や、あり方がとても大きく影響するためコンサルの共通事項…と言いますか、共通「言語」が少ないのでなかなか汎用的文章で書けないのですが。

プレゼンテーションに関しては共通することも多いのでプログにまとめておきます。

本もたくさん売っていますが、なかなかいいなと思うものには出会いません。
それぞれお会いして、直接赤ペン先生したいのですが…難しいので。

下記を最低限意識すると、ぐっと良くなると思います。


プレゼンテーションのよくある悩み

⑴どんな構成にしていいのかわからない
⑵文章ばっかりのスライドになる
⑶デザインセンスがない
⑷どれくらいのスライド数にしたらいいのかわからない

一つづつ、最低限の注意点を書いておきます。


⑴どんな構成にしていいのかわからない

1冊の本だと思って講演を想定します。
本の目次のように、話すことを章立てしていきましょう。
話す時間が30分なのか、1時間なのか、もっと?
受け手が受け取れるキャパシティで1つの「ストーリー」にしていきましょう。
この講演が終わった後に、相手にどんな変化が起こってほしいのか考えてストーリーを作ります。伝えたいことを伝えるのではなく、相手が真に欲しい情報。
自分からしか得られない、実体のある情報、リアルを共有すると喜ばれます。


⑵文章ばっかりのスライドになる

人は文字を読まない。と思ってください。
多くを伝えることで多くが伝わるわけではありません。

Less is more.

できれば1つのスライドには、1メッセージで。

文字量は読ませたいスライドなのか、雰囲気のスライドなのかで調整します。

例えばプロフィールは読ませなくてもいいので(私の場合)、多めに書いておきます。

けれども、どうしても伝えたいメッセージのときは文字を減らします。

⑶デザインセンスがない

デザインセンスはいきなり身につかないので、諦めましょう。
背景に色入れるのは上級テクニックです。
センスに自信がない方は、背景は白で。
文字色も含めて、色を控えめに。3色以上はあまり使わない。
タイトルのデザインや、フォント、文字サイズが揃っていないと美しくありません。
基本をおさえるには、まずシンプルに。

余計なことをせずに最小限から始めてください。

行間が詰まっていると読みにくいので、なんだかガチャガチャするなと感じたら文字の大きさと行間を調整してみてください。

デザインは、仕上がる8割いや、9割まではなかなか気持ちよく収まってくれません。デザイナーの仕事でもそうなのです。
最後に仕上がるまで、なかなかしっくりきませんが最後の1割がとても大切です。

料理と同じで、最後に塩を一振りすると味がしまって「完璧!」と感じることも多いのでは?デザイナー、クリエイターの多くが料理好き。同じ感覚だからかな?と感じます。

講演が長くなってくると、聞き手は話がどんな流れか。今どのあたりのパートを話しているのか?新しい話に入る時の切り替わりがわかりにくいこともあるので、トークが慣れていない方はスライドにタイトルを入れると良いです。

場面転換に背景の色を変えるのも1つの手段です。

 

反対に、トークが上手な方はタイトルの文字すら不要。入れる必要はありません。


⑷どれくらいのスライド数にしたらいいのかわからない

これは、本当に個人差があります。私はテンポよく話す方なので、1時間に50枚くらいのスライドを使います。

まず、スライドを作ってみてから携帯のテープレコーダーで録音して聞いてみてください。


★その他のポイント

①誰に刺さる言葉なのか?ワーディング
言葉、単語の選び方に気をつけるとぐっと伝わりやすくなります。赤ちゃんとベビー。管理業務とマネジメント。主語はあなたなのか、私たちなのか?など。

業界によって、言葉の定義が異なることもあるので気をつけたいですね。

スライドのタイトルと内容があってないこともよくあります。

②相手の聞きたいことは何?調べても出てこないこと
本当に伝えるべきことは聞き手が困っていることです。相手が欲しい情報って何?を考えながら構成すると喜ばれます。

私の場合は事例や手法を聞きたいだけなのか、変わるきっかけ作りなのか。講演自体のニーズをまず確認してからお受けしています。

③自己紹介 どんな人が話すかでインプットは変わる
うっかりしている人がいますが、自己紹介スライドはしっかり入れましょう。

④写真で箸休め
文字ばっかりのスライドになっていたら箸休めに写真だけのスライドも入れましょう。

⑤途中で問いかけを入れる。 
自分の頭で考えてもらう。受け身にさせない。

 

_______以上★

勢いがないと書けないボリュームだったので、校正なしでアップしています。読みにくいかもしれませんが、そのうち気が向いたら修正していきます。

が、今夜は星を見ますのでおやすみなさいませ。
全国の皆様に輝く夜空が広がりますように。