一言で表現できなくて、ミステリスだけどクリアで美しい。
そういうものがつくりたいし、そういう人が魅力的だとも思う。
何を考えているかわからないけど一貫していて、矛盾があるけど嘘がない。
絶え間なく変化するけれど、不動のものがいい。
クライアントワークでは明快にわかりやすく、共感を持ってもらえる言葉選びができるけれど。
私が全権を持つものは、一見複雑でわかりにくくて、論理的な矛盾があるものを作っていきたい。相反するものが調和して並び、それを深めていけるようなブランド。
というのを構想しているんだけど一向に進まない。
クライアントワークはお金を頂いている責任もあるし何より誰かとコミュニケーションをとることが決められているので進みが早い。
でも、その混沌とした美しさをつくる名前とロゴとプロダクトと、仕組みとを合わせたブランドの世界観を作らなければ伝わらない。
ここではないどこか わたしではない誰かの記憶
◯◯◯◯であなたが感じる錯覚は、わたしたちの小さないたずらです。
わたしたちはいつもここではないどこかに行きたいのです。
自分ではない誰かになりたいのです。
夢見ることが、かえって今を強く生きる力を与えてくれることもあるでしょう。
いつかどこかで見た夢や願いを植物たちとともに出会える空間です。
なんてポエムから進まない。
ように見えて、水面下で猛烈に構成中です。
蟻地獄のようなプロジェクトマップでタスクまとめ。
数千万の見積もり、契約、要件定義をざざっと作り。
スケジュールと予算と納期とにらめっこしたり。
チームビルディングして、コミュニケーション取ったり。
決算のこととか、税金のこととか、家族のこととかいろいろてんこもりだけど。
そういうのを面倒だねと逃げたり、誰かに押し付ける人は結局うまくいかないのを何百人に会って、数百のプロジェクト見てきたからよく理解しているので。
ひとつひとつ、自分の手で作り上げて。
地に足をつけて自分のやりたいことを叶えていきます。
それが、自分自身が一番好きなことであり、自分の大切な人たちに役立つものだという関係図もバッチリできた。着々と。粛々と。
フリーランスから会社に切り替えて、NPO法人も立ち上げて、新規事業の準備をしつつ。すごくすごく最高なプロジェクトも増えていって。
助けてくれる方や、自分の真剣勝負に声をかけてくれることが心底ありがたいです。
大切な人や大切なことがどんどん増えていって。
ちゃんと誠実に対応できてるかなって心配になることもありますが…
時間貧乏をもうちょっと解決できるよう、自分の器をちょっとずつ広げられるよう精進します。
太れないことを漢方の先生に相談したら、
何事もバランス。
って言われまして、ストイックはダメ、中庸よ。と。
それを聞いた瞬間、諦めました。中庸を。笑
そんな夏越の祓え、今年も折り返しです。
後半もとっても楽しく騒がしい日々になりそうです。