世界中、
綺麗事ばかり言っていられないからこそ、
大好きな人に会いに行きたいのです。
雨で遊んだり、風で遊んだり、風の音で遊んだり。
奄美に来て久しぶりにこの世界観に戻って来れました。
「センスオブワンダー」
今日何回笑って、何回驚いたでしょうか。
この人生で生きているうち、あと何回ここに来れて、何回この人達と会えるのでしょうか。
晴れ渡った日の真っ青な奄美の海を見ることはできなかったので、
海辺に宿をとった私達。
伝宿の長谷川さんも、カメラマン別府さんも、
※カメラマン別府良さんと。彼のポストカードは空港・美術館あらゆるところに売ってます!
車中で、たくさんの奄美の文化、人、なにより大自然の素晴らしさを伝えてくれました。
取材で伺った、金井工芸の金井さん。
いろいろお話を聞く中でとても印象的だったのが、自然との向き合い方でした。
「台風、大変でしたね…次も迫っていますものね…」
「泥染は、
と、大変爽やかな笑顔でお話ししてくれました。
台風24号はどなたも20年ぶりくらいのすごいものだった…
自然と一緒に生きていくことはそういうことだ…
という事を改めて学ばせてもらった気がいたします。
停電復旧ギリギリの中で、丁寧に対応くださり本当にありがとうございました。
金井工芸さんのギャラリーにあった素敵なドライフラワー。
制作されたお花屋さんも、
NO FLOWER NO LIFE !
わたしもです。
鹿児島のお墓まいり文化、
「昨日ちょうど、植物生活の話をしてたんだよね!」と。
※今回は植物生活のボタニカルトリップ取材でした。
なんとも嬉しいかぎりです。
ワーケーションとは?
ワーケーションとは仕事とバケーションを同時に行うことの造語。
旅は博多→鹿児島中央→奄美だったのですがいつも旅先で
「ご旅行ですか?お仕事ですか?」と聞かれると困ります。
私にとってはいつもそれがセットなのです。
今回の場合は、同行者の千織氏が博多でヨガレッスンするから一緒に行かない?と声をかけてもらったことが始まりです。
その主催者がセドナで出会った方なので、私も会いたいので行く行く!となって。
せっかくだから1週間くらいふらり九州旅したいよねとなり。
じゃあ、私取材入れるね、と仕事を入れました。
私の仕事は取材やイベント、コンサルの打ち合わせが全国各地であります。
観光・地方創生事業のプロデュースもするので視察もかねています。
私にとっては100%仕事なんですけど。
普通の方から見たらバケーションに見えるかもしれません。
行く先々で
「このモビリティだとインバウンドはきついな」とか
「ベジタリアンの人と日本旅行って、なかなか大変だな」とか
「地域で作っているお土産がないから、穴場だな」
「やはり南国の観光ビジネスは雨と台風対策がキモかなぁ」
なんてひたすら考えていますし。
ビジネスパートナーにメッセージ&写真を送って、情報交換してたりするので全然のんびりしていません。
※この時、彼は北海道にいて沼の写真を送ってくれました。笑
千織氏には「ねぇ、私の話聞いてる?」と何度も言われましたが…
ごめんなさい、多分全然聞いてません。
話を聞かない彼氏にやきもきしているカップルのような会話が繰り返されます。
ごめんね、ごめんよ…
旅の出会いは毎回奇跡。
行く先々で、みなさま本当によくしてくださります。
地元のこと、自身のお仕事への誇りを感じます。
感謝する私に出来ることは、その素晴らしさを少しでも広く、少しでも深く胸に響くように伝えることだけです。
そして、また来てね。と言ってくれるみなさんに手ぶらで行くわけにはいかないので。
手土産にはお仕事を携えたいのです。
大好きな人と、大好きな地域に私ができることって仕事として一緒に魅力的なことを創っていくことだろうなと考えています。
わたしの仕事は空気を作ることです。
楽しい空気、学びたい空気、売れる空気、運命を感じさせる空気…
この空気を、文章や写真、ウェブサイトやイベント、商品や事業として具体的に形にしていきます。
一番近い言葉でブランディングと呼んでいますが、そろそろ肩書きも変えると思います。
あぁ、今日まで生きてきてよかったなぁ。
旅の終わりにはいつもそんな風に思うものです。
そんなこんなで、無事に帰宅。三連休ですね。
さてさて、都会の波にのまれず乗れるような軽やかさを持っ
ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました!
台風の影響が心配な地域もありますが…
みなさま、穏やかなる休日をお過ごしくださいませ。
古長谷莉花