パーソナルブランディングに関する悩み。ブランディングよりやるべきは…

ありがたいことに、年々、個人活動家の方からのご依頼も増えてきています。

to B ビジネスディレクションやブランディング広報をお受けしていましたが、2019年に新たにお受けする2件をもって一旦新規のパーソナルブランディング受付を中止しております。

個別コンサルのご要望や勉強会をしたいね。ということもなかなか実現できない中で一つ、しかかっている案件があります。「自分自身が商品」の人向けセミナーを準備中です。

パーソナルブランディングのことを相談される方が多いのですが、聞く限りではもっと重要なことが抜けていたりします。

個別に時間が割けない方にも役に立てたらいいなと考えており全6回でブランディングも網羅した内容構想中です。(まだざっくり書いたラフですが)


第一回【徹底的な現状把握】
自分本位で成功するはずがない
自分らしさとマーケティング、ペルソナ設定 をやってみる。
will can must  どんな小さなビジネスでも相手がいなければはじまらないし続かない。
人より10倍お金がある?才能がある?体力がある?人脈がある?自分のカードを知る。


第二回【ブランドイメージを編集する

イメージを具現化する方法
何かを形にしていくときは、ツールが必要で、使いこなすには使い方を知る必要がある。
フレームワークは必須ではないが、型があった方がわかりやすい。


第三回【事業計画・年間計画を立てる】
数字に強くなる 継続させる秘訣は冷静さ
数字を作る方法、意味。闇雲にやっていても、勝率は上がらない。
仕事の実績が何よりのブランディング。様々洗い出すところで足りないところが見えてくる。


第四回【ビジネススキルを身につける】
自分を守ってくれるのは自分だけ
クリエイティブマネジメントについて。請求書、見積り書の作成や、単価について。
形のないものを提供するクリエイターはどこまで無料で提供するべきか?アイデアをお金にする方法はあるのか?
下請法、著作権、薬事法、クリエイターに関わる法律について。気をつけなければならない法律、助けてくれる法律について。


第五回【
情報発信とコンテンツ】
本当はどう見られている?誰も言ってくれない真実。
WEBサイト、SNS、イベント実施の意味。写真の取られ方。忙しいアピールはいらない。内輪ネタは、内輪で。誰が言ったかでどう取られるかは変わる。ワーディングの重要性。誰といるかは想像以上によく見られている。


第六回【プロジェクトマネジメントと組織作り】

仲間と共に中長期的に成功する
誰かにマネジメント、プロデュースしてもらったらうまくいく?自分で全部がむしゃらにやって、売れて、手に負えなくなったらプロデュースやマネジメントを頼むもの。
一年以上、しっかり付き合ってくれる仲間がいないのなら人付き合いから見直す。

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ブランディング以前の問題で、ビジネススキルがまず必須。
ここで、専門性があるから、アーティストだからとかクリエイターだからという言い訳は通用しない。それで許されるのであれば、すでに超売れっ子で困ることなんて何一つないはずです。

自分の市場がどこにあるのか見つけるマーケティング。適切に伝える営業力・交渉力というかコミュニケーション力。そして、ロジカルに考え中長期的に戦略を考える力。その次に見せ方コントロールのセルフブランディング力だと考えています。

 

300年、120年、70年に75年、100常に老舗企業とお仕事させていただいている老舗フェチの観察による重要なこと。

真摯な姿勢と情熱。
自分のためにではなくて、誰かの役に立っている人だけが成功している。全ての老舗企業がそうであり、他者に求められることが大前提。
一発屋ではなく中長期的な成功には「知性と品格」が必要。ラッキーとチャーミングさがあれば最強、ですね。

成功している人の、見えない裏の顔は外で見せている顔よりもっと素敵だったりします。

「知識やノウハウはタダで渡したくない」「アイデア自体が商品」

そんなことを言っている暇があったら、一つでも多く誰かのために何かを生み出していく姿勢。この姿勢こそが何よりのブランドになると考えています。

セミナーはわたし個人で運用するのではなく企業様との実施になる予定です。
また企画が進みましたらお知らせいたしますね。

新年はずーっと企画書マラソンでした。